不安にならなくて大丈夫です
うつ病の回復は、真っ直ぐ右肩上がりではありません。
良くなってきた…そう思っていた矢先に
「また落ちてしまった」
「戻ってしまった気がする」
という“ぶり返し”のような状態が起こることがあります。
回復期の患者さんがもっとも不安に感じやすい部分ですし、
私自身も会社員時代のうつの経験から
この“揺れ”のつらさをよく知っています。
まず結論からお伝えすると、
ぶり返しのように見える現象は、回復のプロセスの一部であり、問題ではありません。
ここを理解できると、心の負担が大きく減ります。
なぜ回復期に“ぶり返し”が起こるのか?
1. 脳と自律神経が安定するにはタイムラグがあるから
気分が少し上向いても、
自律神経や脳の疲労はすぐには追いつきません。
・昨日できたことが今日はできない
・午前中は落ちるのに午後は動ける
・数日良かったのに急にしんどい
こうした“ムラ”は、
回復期の とても自然な揺れ です。
2. 心身のエネルギーがまだ不安定だから
回復してくると活動量が増えます。
しかし、その土台となるエネルギーはまだ十分ではないため、
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動きすぎた翌日に落ちる
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予定が重なるとガクッと疲れる
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人と会ったあとに気分が沈む
といった 負荷の反動 が起こります。
これは“後退”ではなく、
回復に必要な調整が起きているだけ です。
3. 「回復したい」という気持ちそのものが負荷になることも
回復期になると
“焦り” や “頑張らなきゃ” が出てきます。
これは悪いことではありませんが、
心と身体がまだ整っていない状態で無理をすると、
→ 一時的に落ちる
→ ぶり返しのように見える
という流れが起こります。
ぶり返しは、回復が“後半戦”に入ったサイン
ここがとても大事。
うつの初期は、
「ずっとしんどい状態」が続きます。
しかし回復期に入ると、
“良い日と悪い日の差” が出始める。
この差こそが回復の証であり、
ぶり返しは後半戦のサイン でもあります。
決して、最初に戻ったわけではありません。
では、ぶり返しをどう受け止めればいい?
1. 「また落ちた」ではなく「波の一部」と理解する
波があること自体が正常。
波の大きさが少しずつ小さくなっていくと、
確実に回復へ向かっています。
2. 落ちた日は“休む合図”と捉える
身体と自律神経からのメッセージです。
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今日はゆっくりしよう
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早めに休もう
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無理な予定は入れない
そういう日があっていい。
むしろ、それが回復を早める行動です。
3. 「戻ったのではなく、揺れているだけ」と知る
この一言だけで、
不安の半分は消えます。
揺れがあるからこそ、
安定に近づいている証拠です。
整体でできる“回復期のぶり返し”のサポート
ゆたの蒲田整体院では、
回復期特有のぶり返しに対して、
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呼吸が深くなる施術
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背中・首・肩の過緊張の解除
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自律神経の安定を促すアプローチ
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朝のしんどさを軽くする身体づくり
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波の振れ幅を小さくする施術
これらを組み合わせて、
「心が動ける状態」へ近づける身体をつくる サポートを行っています。
ぶり返しが起きている状態は、
身体がまだ無理を受け止めきれないというサインでもあります。
そこを整えると、
波の谷が浅くなり、回復スピードが上がる人がとても多い。
まとめ:ぶり返しは“戻った”のではなく“進んでいる途中”
うつ病の回復は、
まっすぐな線ではなく“揺れながら前に進む”もの。
ぶり返しが起きるのは、
あなたが回復のステップを上がっている証拠です。
焦らなくて大丈夫。
戻っていない。
ちゃんと前に進んでいます。
ゆたの蒲田整体院は、
その揺れの時期を一緒に乗り越えるお手伝いをしています。