意外と大きかった
うつの症状と整体。
一見、分野が違うように思われがちですが、
実は「身体の状態」と「心の状態」は密接につながっています。
私はこれまで多くの“うつ・自律神経の不調”に悩む方を施術してきましたが、
共通して感じるのは、
「身体が整うと、心が回復する準備が整ってくる」
という事実です。
ここでは、院長としての見解も交えながら、
整体がうつに与える影響についてお話しします。
✧ 1. 身体の緊張がゆるむと「心の緊張」も緩みやすくなる
うつ状態では、
気づかないうちに身体が固く、
特に 肩・首・背中の緊張 が強い方がとても多いです。
これは単なるコリではなく、
脳が「危険かもしれない」と判断して警戒モードになっているサイン。
つまり、交感神経(緊張)が過剰に働いている状態です。
整体で筋肉の深い緊張がゆるむと、
身体は「安心していいよ」というモードに入り、
心の重さや張りつめた感じが自然に和らぐことがあります。
✧ 2. 呼吸が深くなることで、不安の“ループ”が止まりやすい
うつの回復が遅れる大きな理由の一つに、
呼吸の浅さ があります。
猫背・巻き肩・胸郭の硬さによって呼吸が浅くなると、
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不安
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動悸
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胸のざわつき
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朝のつらさ
が起こりやすくなり、これがまた“気分の落ち込み”を呼びます。
整体で胸まわり・背中が開いてくると、
自然に 深い呼吸が入りやすくなり、
脳が安心しやすい状態になる。
実際に、「呼吸がしやすくなった日から気分が安定した」という声は非常に多いです。
✧ 3. 姿勢が整うと、脳への酸素が増え“思考の重さ”が軽くなる
うつの方の多くに共通するのが 姿勢の崩れ。
特に、巻き肩・猫背・頭が前に出る姿勢は、
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呼吸が浅くなる
-
交感神経が優位になる
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首の筋緊張→脳疲労につながる
という悪循環を生みます。
整体で姿勢が改善すると、
酸素が脳に届きやすくなり、
「頭の重さ」「考えがまとまらない感じ」が軽くなることがあります。
✧ 4. 内臓のこわばり(お腹)が緩むと、気力が戻りやすい
ストレスが続くとうつ状態では、
お腹が固くなる方が本当に多いです。
これは“内臓の緊張”で、
呼吸や血流に影響し、
結果として だるさ・気力の低下 を引き起こします。
お腹の緊張がゆるむと、
身体の内側から温かさが戻り、
「少し動いてみようかな」という気力の種が育ちやすい。
整体の現場でよく見られる、とても大きな変化です。
✧ 5. 睡眠の質が上がると、回復スピードが大きく変わる
うつの回復に欠かせないのが 睡眠。
しかし、
・寝つけない
・浅い
・朝しんどい
という方が非常に多い。
整体によって身体がゆるみ、
自律神経の切り替えがスムーズになると、
睡眠が深くなる人がとても多い。
そして睡眠は、
“回復のエンジン”のような役割を持っているので、
そこが整うと心の回復も前に進みます。
✧ 6. 整体は「うつを治す」ものではない。でも――
ここで大切なことをはっきり書きます。
整体は医療ではないので、うつを“治す”ことはできません。
ただし、
うつの背景には必ず 身体の疲れ・緊張・自律神経の乱れ があり、
その部分を整えることで
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気分の波が安定
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不安が軽くなる
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朝のつらさが減る
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活動しやすくなる
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心療内科の治療との相乗効果
など、回復を後押しする力が非常に大きいのです。
これは院長として、
数多くの方の経過を見てきた実感でもあります。
✧ 7. まとめ:心と身体は、いつも同じ方向を向いている
うつの回復は、
心と身体のどちらか片方ではなく、
両方が整うことで前に進んでいきます。
整体はその中の “身体側の土台” を整えるアプローチ。
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身体がゆるむ
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呼吸が深くなる
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自律神経が整う
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心が動ける状態になる
この流れは、決して気のせいでもスピリチュアルでもなく、
身体の仕組みに基づいた回復のプロセスです。
ゆたの蒲田整体院では、
院長の実体験と臨床経験をもとに、
“身体から心を支える整体”を行っています。
あなたのペースで大丈夫。
無理のない回復を一緒に目指しましょう。