「外に出ただけで疲れる」の本当の理由
うつの回復途中によく起こるのが、
「少し遠出しただけでぐったりする」
「楽しいはずなのに、体がしんどくなる」
という現象。
私自身も、会社員時代にうつ状態が続いていた頃、
“電車で30分移動するだけでその日が終わるような疲労感”
を何度も経験しました。
決して「怠けている」「気持ちが弱い」わけではありません。
それには 自律神経のはたらき が深く関わっています。
今日は「遠出すると極端に疲れやすくなる理由」を、
整体師の視点からやさしく解説していきます。
なぜ“遠出”がうつの回復期に負担になるのか?
① 環境の変化は交感神経を強く刺激する
外に出ると、
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音
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光
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匂い
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人の多さ
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温度
など、家の中とはまったく違う刺激が一気に入ってきます。
これは脳にとって“情報量が急増する状態”。
回復期の脳や自律神経は刺激を処理する力が弱っているため、
通常よりも 交感神経が過剰に働きやすく、疲れやすい のです。
② 遠出は“緊張が抜ける暇がない”
うつの時期は、
無意識に からだが緊張している状態が続きやすい です。
遠出をすると、
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知らない場所
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混雑
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時間の制約
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移動のストレス
これらによって、緊張状態がさらに続きやすくなります。
その結果、
帰ってきた瞬間に「どっと疲れる」のは当然の反応です。
③ “楽しさ=疲れない” ではないから
賢一さんも何度も感じてきたと思いますが、
うつ回復期は「楽しい気持ち」と「体の元気」は必ずしも連動しません」。
心は少し上向いてきても、
身体と自律神経の回復はもう少し遅れてやってきます。
だから、
「楽しかったのに疲れた自分が嫌になる」
と落ち込む必要はまったくありません。
これは 回復途中の自然な現象 です。
自律神経から見る“遠出の疲れやすさ”の仕組み
① 外出=交感神経のスイッチON
遠出はどうしても交感神経(緊張)が優位になりやすい行動。
うつの時期は切り替えが苦手なため、
“長時間ONのまま” になってしまいます。
② 帰宅後に副交感神経が急激に働き疲労が出る
家に帰って安心すると、
副交感神経(リラックス)が一気に優位になります。
すると…
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ぐったり
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何もできない
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ベッドに倒れこむ
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気力がゼロになる
こういった状態が出ることがありますが、
これは 正常な反応であり、むしろ“安全が戻った証拠” です。
③ 身体の“回復力”がまだ安定していない
うつの回復期は、
元気の量が“日によって大きく揺れる時期”。
昨日できたことが今日できないのは、
あなたが弱いのではなく
身体の回復力がまだ波をくり返している途中だから。
これもまた自然な経過です。
整体でできる“遠出の疲れやすさ”のサポート
ゆたの蒲田整体院では、
遠出や外出で疲れやすい方に対して、身体面から
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呼吸の深さを取り戻す施術
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背中・肩・首の過緊張の解除
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自律神経が乱れにくい姿勢づくり
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遠出しても“波が小さくなる身体”づくり
をサポートしています。
特に、遠出の疲れは 身体面のアプローチで軽減しやすい分野 です。
まとめ:遠出で疲れるのは“弱さ”じゃなく“回復途中だから”
遠出するときの疲労感は、
決してあなたのせいではなく、
自律神経の仕組みと回復段階によるものです。
そしてその“波の大きさ”は、
身体のケアでやさしく小さくしていくことができます。
「外に出たい気持ちはあるのに、体がついてこない」
そんなときは、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
ゆたの蒲田整体院は、
あなたのペースに寄り添いながら、
心と身体の両方から整えていくお手伝いをしています。