「がんばる男たちへシリーズ」眠れない夜の正体は“がんばり疲れ”?ストレスと自律神経の関係

「夜になると、眠れる気がしない」
「疲れているのに、頭が冴えてしまう」
――そんな夜を、あなたも経験したことはありませんか?
体はクタクタなのに、脳だけが“オン”のまま。
それはもしかすると、“がんばり疲れ”が原因かもしれません。
■ 男性に多い「脳が休まらない疲労」
多くの男性は、「弱音を吐かない」「最後までやりきる」ことを美徳として育ってきました。
仕事、家庭、責任ある立場…。毎日、目の前のことをこなすのに精一杯。
その結果、体は疲れていても、交感神経(=緊張モード)がオフにならず、脳がずっと働き続けてしまうのです。
■ 「眠れない」は体からのサイン
眠りに入るには、本来は交感神経から副交感神経への“切り替え”が必要です。
でも、日中ずっとアクセルを踏み続けている状態では、夜になってもブレーキが効かない。
こんな状態が続くと、
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寝つけない
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眠りが浅くてすぐに目が覚める
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朝スッキリ起きられない
といった不眠サイクルに入りやすくなります。
■ 眠る力を取り戻すには、「ゆるめる時間」が必要
睡眠改善の第一歩は、1日の中に“緩む時間”を取り入れること。
たとえば…
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寝る前にスマホをやめて、照明を暗めにする
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軽くストレッチをして、深呼吸を3分だけ
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「今日はここまで」と意識的に区切りをつける
小さなことですが、脳と神経に「そろそろ休んでいいよ」と知らせる合図になります。
■ 体から「緩める」ことも、眠りへの近道
自分ではなかなか切り替えられない…
そんなときこそ、整体の出番です。
当院では、背中・首・頭部を中心に、
緊張した神経と筋肉をゆるめて、副交感神経が働きやすい状態へと整えます。
また、「がんばりすぎていたこと」に気づけるような、
ゆったりとした会話や空気も、眠りの質に影響してきます。
■ 最後に
「眠れない」は、あなたのせいではありません。
それは、日々を一生懸命生きている証拠でもあります。
でも、がんばり続けるだけでは、体も心も持ちません。
ほんの少し、ブレーキを踏む時間をつくってみませんか?
整体という“ゆるむ選択”が、あなたの眠りを取り戻す第一歩になります。