強いマッサージが身体によいと思っていませんか?

強いマッサージが身体によいと思っていませんか?
「肩こりがつらいから、もっと強く押してもらいたい」
「“効いた”感じが欲しくて、ゴリゴリと揉んでもらっている」
そんなご経験、ありませんか?
確かに“その場では気持ちいい”と感じるかもしれません。
けれど、その「気持ちよさ」が身体にとって逆効果になっていることもあるのです。
今回は、強いマッサージの落とし穴と、「オフセット鎮痛」という現象についてお話しします。

強い刺激で、筋肉は“守り”に入ります
人の身体には、過剰な刺激を避けるための防御反応があります。
これを「防御性収縮」といい、強く押されると筋肉が緊張し、逆に硬くなってしまうのです。
一時的に「ほぐれた気がする」のは、筋肉が麻痺したような状態。
施術後にだるさや痛みが残った経験がある方は、それが原因かもしれません。
“効いた気がする”の正体は「オフセット鎮痛」かもしれません
「オフセット鎮痛(Offset Analgesia)」とは、
強い痛み刺激のあとに急に刺激が軽くなると、“楽になった”と錯覚する脳の反応のこと。
この現象によって、「あの強いマッサージ、効いたなぁ」と感じやすくなるのです。
けれどそれは、脳が感じているだけで、身体が良くなっているわけではないことも多いのです。
本当に大切なのは、“安心してゆるめること”
当院では、やさしく穏やかな刺激をベースに施術を行っています。
筋肉・筋膜・神経系への過度な負担を避けつつ、身体が“安心”を感じられるように整えることで、
自律神経のバランスや血流、内臓の働きまでが整ってくるケースも少なくありません。
自律神経が乱れている方ほど、やさしい施術が必要です
慢性的な不調やストレスを抱えている方ほど、
身体が刺激に敏感になっていることが多いです。
そんなときに強い刺激を加えると、
かえって交感神経が優位になり、回復を遠ざけてしまう可能性があります。
やさしい施術こそが、身体と心を癒やす近道になるのです。
体験者の声
「強くないのに、驚くほど体が軽くなった」
長年、肩こりと頭痛に悩まされ、マッサージは“強さが命”と思っていました。
でも、こちらで施術を受けてみたら…最初は“物足りない”と思ったのに、次の日の朝の目覚めが全然違う!
今では、強く押されると逆に不安になるくらいです。(40代・会社員・男性)
まとめ:「強さ=効く」とは限りません
あなたが感じている“効いた気がする”は、もしかしたらオフセット鎮痛の影響かもしれません。
本当に大切なのは、身体が安心し、自然とゆるんでいける環境です。
強さではなく「適切さ」と「やさしさ」が、あなたの不調を根本から改善するカギとなります。
▼ 初めての方へ
「え? そんなにソフトなのに本当に効くの?」と思われた方こそ、ぜひ一度体験してみてください。
初回はカウンセリングを重視し、あなたの状態に合わせた無理のない施術を行います。
ゆたの蒲田整体院では、
“本当に必要な刺激だけ”で、身体を整えます。
安心して、お任せください。